ANA国内線【PR】
トップ
スタジオクロノ blog
TOP

2009年 06月 25日
少女が最期に観た映画「UP」
死ぬ前に公開前のピクサーの映画を見たいと切望した10歳の少女、望みがかなった7時間後に死亡
************************************************
10歳の少女、Colbyちゃんはガンで、病状が危なくなってきた。
そんな彼女が最期の望みに、ピクサーの封切前の映画を観たいと言った。
そこで、家族の友人がピクサーに頼んだところ、ピクサーは快諾。
すぐにDVDを持ってColbyちゃん家でプライベート上映がされた。
Colbyちゃんは映画を観た7時間後に亡くなった。
************************************************

という記事を読んで。

一人の少女が最期の望みとして観た映画・・・
どんな想いで観ていたのだろうか。
彼女の気持ちを想像するだけで胸が張り裂けそうになるが、
ひとつ思うのは、世に出す作品というものには
作る人に重い責任があるという事です。

そうして作っているピクサーだから彼女は迷わず最期に
ピクサーのアニメを観たいと願ったのだろう。
状況は詳しく分からないが、
おそらく彼女は数時間後に命が尽きるとは思わないまでも、
自分に残された時間が僅かだと知っていたのかもしれない。
彼女が最期に観た映画で体験した架空の出来事は、
現実に今まさに生きている彼女に希望を与えたのだろう。

書いていて辛い内容であるが、
エンターティメントのあるべき姿、
それを再認識させてもらったニュースです。
自分がアニメを作る世界にいる以上、
誰かがその作品を最期に観る事になるかもしれない。

そう思うと、作る者として表現したい事へ向かう想いと
観客たちの期待の両側からのパワーを受けるので、
より気が引き締まる、背筋を正す想いになります。

今回の話題としてはややズレるが、
芸術とエンタメの差はここにあるのだと思う。
自分の視点を一途に頑なに探求するメディアと
人に伝えたい為に探求するメディアとも言える。
ま、要するに自分の為だけにするか、
人の為にもなる事をするかの違いという事。
まーまーまー、
芸術云々と言い出すと話が収まらないのでここまで(笑。

で、そのピクサーの新作アニメーションがこれである。
タイトル;「UP」
http://disney.go.com/disneypictures/up/

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
blogランキングに参加してます。
↓ポチっと押して頂けると励みになります◎

にほんブログ村 アニメブログ アニメ制作へ
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
by studio_chrono | 2009-06-25 01:20 | 日誌 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://chronoball.exblog.jp/tb/10495412
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by kayochipe at 2009-06-25 12:31
胸にずしっとくる話ですね。。。

私も漠然とですが、自己満足じゃなく、だれかのために作品を作れる様になりたいな、と切に思います。
Commented by studio_chrono at 2009-06-25 14:22
>kayochipeさん
いらっしゃいませ。なんとも悲しい話題でした。しばらくひきずっちゃいそうです。。他人の為といいつつ、何か制作者があつかましく、上から目線になってしまうのもおこがましいなあと思ってます。こういう話はデリケートなもんです。。。ただ、作ってる側の者は自分の見える範囲でしか語れないけど、実直に表現したい事を続けて、それで作品を観てくれた誰かが共感してくれたなら有難いし、幸せな事なんだと思います。
名前 :
URL :
※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。
削除用パスワード 
<< いまいちアンテナの感度悪い スタジオクロノのおすすめ本・DVD >>